[N1] Pelajaran 9

  • 『飲酒(いんしゅ)運転(うんてん)で消(き)えた命(いのち)』

    1(いち)月(がつ)22(にじゅうに)日(にち)、福島県(ふくしまけん)で受験生(じゅけんせい)の女性(じょせい)が飲酒(いんしゅ)運転(うんてん)の車(くるま)にはねられ死亡(しぼう)した事故(じこ)で、逮捕(たいほ)された男(おとこ)は、事故(じこ)の直前(ちょくぜん)、少(すく)なくとも3(さん)箇所(かしょ)の信号(しんごう)を無視(むし)したとみられることが新(あら)たに分(わ)かった。酒気(しゅき)帯(お)び運転(うんてん)などの疑(うたが)いで送検(そうけん)された会社員(かいしゃいん)・池田(いけだ)容疑者(ようぎしゃ)(34(さんじゅうよん))は、22(にじゅうに)日(にち)、横断(おうだん)歩道(ほどう)を渡(わた)っていた大阪府(おおさかふ)の予備校(よびこう)生(せい)・横見(よこみ)咲空(そら)さんを車(くるま)ではね、死亡(しぼう)させた疑(うたが)いが持(も)たれている。捜査(そうさ)関係者(かんけいしゃ)によると、池田(いけだ)容疑者(ようぎしゃ)は事故(じこ)の直前(ちょくぜん)、少(すく)なくとも3(さん)箇所(かしょ)の信号(しんごう)を無視(むし)したとみられることが新(あら)たに分(わ)かった。事故(じこ)現場(げんば)でも信号(しんごう)を無視(むし)して横断(おうだん)歩道(ほどう)に進入(しんにゅう)し、横見(よこみ)さんをはねたとみられ、「急(いそ)いでいたから信号(しんごう)を無視(むし)した」と供述(きょうじゅつ)しているということだ。また「日付(ひづけ)が変(か)わるくらいまで飲酒(いんしゅ)し、休(やす)んでから運転(うんてん)した」と供述(きょうじゅつ)していることも新(あら)たに分(わ)かった。なお、逮捕(たいほ)時(じ)には呼気(こき)から基準(きじゅん)を超(こ)えるアルコールが検出(けんしゅつ)されている。事故(じこ)から1(いち)日(にち)が経(た)った23(にじゅうさん)日(にち)。現場(げんば)近(ちか)くでは、花(はな)を手向(たむ)け、手(て)を合(あ)わせる人(ひと)の姿(すがた)があった。亡(な)くなった横見(よこみ)さんは、大学(だいがく)受験(じゅけん)のために事故(じこ)にあった町(まち)へ訪(おとず)れていたという。花(はな)を手向(たむ)けた人(ひと)は「孫(まご)が大学(だいがく)入学(にゅうがく)共通(きょうつう)テストを受(う)けてきたばかりだから、我(わ)が子(こ)のように切(せつ)ない。そのニュースを見(み)るが早(はや)いか、被害者(ひがいしゃ)のためにここへ来(き)た」や「送(おく)り出(だ)した親(おや)の立場(たちば)を思(おも)ったら…子供(こども)を亡(な)くした親(おや)の気持(きも)ちは想像(そうぞう)にかたくない。本当(ほんとう)に気(き)の毒(どく)だ」、「私(わたし)に言(い)わせれば、飲酒(いんしゅ)運転(うんてん)をするような人(ひと)を同(おな)じ人(ひと)として認(みと)めたくない。被害者(ひがいしゃ)の方(かた)が可哀想(かわいそう)だ」などと言葉(ことば)を残(のこ)した。なかには中学校(ちゅうがっこう)の同級生(どうきゅうせい)の姿(すがた)もあり、涙(なみだ)ながらに無念(むねん)の想(おも)いを語(かた)った。「実感(じっかん)が今(いま)でもない。ただ信(しん)じられないという気持(きも)ち。歯科医(はいしゃ)になりたいと言(い)っていて、すごい明(あか)るい子(こ)だし、素直(すなお)でいい子(こ)だった。夢(ゆめ)を叶(かな)えずじまいで人生(じんせい)を終(お)えてしまった」

    被害者(ひがいしゃ)に対(たい)しては「申(もう)し訳(わけ)ありません。取(と)り返(かえ)しのつかないことをしてしまいました」と供述(きょうじゅつ)しているという池田(いけだ)容疑者(ようぎしゃ)。「人(ひと)にはチャンスが与(あた)えられるべきだ」とは言(い)うものの、飲酒(いんしゅ)運転(うんてん)という責任(せきにん)のある大人(おとな)としてあるまじき行動(こうどう)で人(ひと)を傷(きず)つけた以上(いじょう)、何(なに)かしらの形(かたち)で代償(だいしょう)を払(はら)わなければならない。子供(こども)ならいざしらず、大(だい)の大人(おとな)がこのようなことをするなんて、本当(ほんとう)に、無責任(むせきにん)ったらありゃしない。皆(みな)が自分(じぶん)に恥(は)じない、まともな行動(こうどう)をすることができればいい。警察(けいさつ)は、容疑者(ようぎしゃ)に責任(せきにん)能力(のうりょく)があるものとして、危険(きけん)運転(うんてん)致死(ちし)の疑(うたが)いも視野(しや)に捜査(そうさ)を進(すす)めている。

    大学(だいがく)入学(にゅうがく)共通(きょうつう)テスト=大学(だいがく)に入学(にゅうがく)する志願者(しがんしゃ)の高校(こうこう)での基礎的(きそてき)な学習(がくしゅう)の達成度(たっせいど)を評価(ひょうか)する試験(しけん)。国立(こくりつ)大学(だいがく)や私立(しりつ)大学(だいがく)で幅広(はばひろ)く利用(りよう)されており、大学(だいがく)入試(にゅうし)センター試験(しけん)の後継(こうけい)として2021(にせんにじゅういち)年度(ねんど)から実施(じっし)されている。

  • 『SNS(エスエヌエス)でのお金(かね)配(くば)りとその闇(やみ)』

    2019(にせんじゅうきゅう)年(ねん)1(いち)月(がつ)、実業家(じつぎょうか)の前澤(まえざわ)友作(ゆうさく)氏(し)がフォロワーに総額(そうがく)1(いち)億(おく)円(えん)をプレゼントするという企画(きかく)を行(おこな)ったことで注目(ちゅうもく)された「お金(かね)配(くば)り」。捉(とら)えようによっては、お金(かね)で人(ひと)を惹(ひ)きつけようとするなんて…と嫌悪感(けんおかん)を禁(きん)じ得(え)ない人(ひと)もいるだろう。たしかに、何(なん)だかいやらしい企画(きかく)なような気(き)もするが、これは大(おお)きな話題(わだい)となった。そんな前澤氏(まえざわし)の企画(きかく)からは長(なが)い年月(ねんげつ)が経(た)った。彼(かれ)の行(おこな)った規模(きぼ)には及(およ)ばないが、今(いま)もなお、SNS(エスエヌエス)には一般人(いっぱんじん)による「お金(かね)配(くば)り」が見受(みう)けられる。

    その中(なか)には、安易(あんい)に応募(おうぼ)すると個人(こじん)情報(じょうほう)を抜(ぬ)き取(と)られたり詐欺(さぎ)に利用(りよう)されるといった危険(きけん)なものもある。悪用(あくよう)が目立(めだ)つようになった「お金(かね)配(くば)り」の裏(うら)にある仕組(しく)みを紹介(しょうかい)する。

    SNS(エスエヌエス)上(じょう)の「お金(かね)配(くば)り」を悪用(あくよう)する仕組(しく)みの一例(いちれい)には「振(ふ)り込(こ)め詐欺(さぎ)」との組(く)み合(あ)わせがある。犯人(はんにん)グループはSNS(エスエヌエス)で「お金(かね)配(くば)り」を宣伝(せんでん)し、ユーザーの口座(こうざ)情報(じょうほう)を取得(しゅとく)。後々(のちのち)騙(だま)すことを前提(ぜんてい)に、まずは実際(じっさい)にお金(かね)を配(くば)ることで、ユーザーからの信頼(しんらい)を取得(しゅとく)する。その後(あと)、主(おも)に高齢者(こうれいしゃ)を対象(たいしょう)として「振(ふ)り込(こ)め詐欺(さぎ)」を実施(じっし)する。

    前澤氏(まえざわし)が「お金(かね)配(くば)り」を大々的(だいだいてき)に行(おこな)った2019(にせんじゅうきゅう)年(ねん)頃(ごろ)と現在(げんざい)で大(おお)きく違(ちが)うのは「キャッシュレス決済(けっさい)」や「暗号(あんごう)資産(しさん)」の普及(ふきゅう)度合(どあ)いだ。近年(きんねん)は現金(げんきん)以外(いがい)の配布(はいふ)も大(おお)きく増(ふ)えており、特(とく)に目立(めだ)つのはPayPay(ペイペイ)での配布(はいふ)だ。

    PayPay(ペイペイ)を利用(りよう)した詐欺(さぎ)では、アカウントの情報(じょうほう)を詐取(さくしゅ)される事例(じれい)もある。「個人(こじん)情報(じょうほう)の聞(き)き取(と)りや口座(こうざ)情報(じょうほう)の催促(さいそく)ときたら詐欺(さぎ)だ」、そのような認識(にんしき)を持(も)っていたほうが良(よ)いだろう。

    一度(いちど)お金(かね)を取(と)られてしまったら、そのお金(かね)が返(かえ)ってくることは望(のぞ)むべくもない。もしすでに個人(こじん)情報(じょうほう)を詐欺師(さぎし)に渡(わた)してしまっている場合(ばあい)は、すぐ警察(けいさつ)に相談(そうだん)し、被害(ひがい)の届(とど)け出(で)を行(おこな)うことが大切(たいせつ)だ。また、銀行(ぎんこう)口座(こうざ)の情報(じょうほう)を渡(わた)してしまった場合(ばあい)は、取引(とりひき)のある金融(きんゆう)機関(きかん)に連絡(れんらく)し、不正(ふせい)利用(りよう)の監視(かんし)を依頼(いらい)する方法(ほうほう)もある。電話(でんわ)番号(ばんごう)を変更(へんこう)したり、迷惑(めいわく)メール対策(たいさく)を強化(きょうか)するなど、早急(そうきゅう)な対応(たいおう)が重要(じゅうよう)だ。

    キャッシュレス決済(けっさい)=紙幣(しへい)や硬貨(こうか)などの現金(げんきん)を使(つか)わずに、クレジットカードや電子(でんし)マネー、スマートフォン決済(けっさい)などで支払(しはら)うこと。

    暗号(あんごう)資産(しさん)=国(くに)が保証(ほしょう)する法定(ほうてい)通貨(つうか)ではなく、インターネット上(じょう)で流通(りゅうつう)する電子的(でんしてき)な資産(しさん)。バーチャルマネーとも呼(よ)ばれ、ビットコインやイーサリアムなどが代表的(だいひょうてき)。

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