[N2] Lección 2

弟：「もうそろそろ⁽¹⁾デジカメを買い換えようかなって思っているんだけど、お兄ちゃんに貰ったものだから迷っていて⁽²⁾…。今使っているのが800万画素で、画質が悪い上に、前(まえ)に通学の途中に落として画面が割れてしまったんだ。」

兄：「だいぶ古くなったなあ。僕の期待⁽³⁾以上に使ってくれて嬉しいよ！」

弟：「古いカメラだけど、初めてお兄ちゃんからもらったデジカメだから大切に使っていたよ。でも今僕のスマホは1600万画素なんだよ。」

兄：「スマホの方の画質がもっと良いなら、スマホで撮ればいいじゃないか。」

弟：「スマホでも一応は撮れるんだけど、僕のスマホは手振れ防止機能が付いていないから、夜とか景色を撮るときはブレブレだよ。撮り方次第だと思うけどね。集合写真を撮る時は本当に心配で。画質が悪いことを言い訳にしているけど…。あと、お小遣い⁽⁴⁾は3万円で欲しいデジカメは7万円もするから、予算上、買い換えるのはあり得ない話(はなし)なんだ。」

兄：「本格的に風景や人物の写真を撮ろうとは考えていないのか？」

弟：「うん。まだお兄ちゃんのようには素敵な写真を撮れないよ。風景も人物も、シャッターを押すタイミングが難しいよ。」

兄：「色んな世界を旅したら、良い写真が撮れるよ！いつか、お金を貯金して世界へ飛び回るといいよ。そういう経験のもとでちゃんと技術が備わる。」

弟：「確かに、お兄ちゃんはフォトグラファーの活動を中心に色んな経験をしているよね！その助言にしたがって、僕も色んな場所へ行って、そういう環境の下で人と関わってみるよ！」

兄：「もう、思い切って⁽⁵⁾スマホを換えれば？今は手振れ防止機能も画素数も2000~4000万画素以上で機能もいっぱい付いたスマホが2~3万円位のあり得ない値段で出ているから。」

弟：「ええ！！そうなの？！それにしても僕の予想以上に安くなっている！！！じゃあ、スマホをお小遣いで買えるね！今回はスマホを買い換えることにする！まずはあの道に沿ったお店の中を見てみるね！相談に乗ってくれてありがとう！」

兄：「もちろん！早く、あの電気屋さんの中を見に行ってごらん！あと五分で閉店だよ！希望に沿ったのがあるといいね。これからの練習にかかわるぞ！将来に向かって突き進め！」

弟：「沢山悩んで、悩んだ末に決(き)めるね！あ…もうすぐ閉店につき、入れないって…。」

アンナ：「ナオミの元彼のケンはイケメンだから、もう新しい彼女が出来(でき)たんだって。それが私の友達(ともだち)のキャシーよ。別れてまだ一週間も経ってないのに、ひどすぎない⁽¹⁾！？」

ナンシー：「そう？別れたなら、新しい彼女が出来(でき)ても仕方ないじゃない。何も文句は言えないと思うけど。」

アンナ：「でも、ナオミはケンのこと大好きだったから心配なの。」

ナンシー：「心配？振ったのはナオミじゃない？確かに私はそう聞いているわ。」

アンナ：「振ったのはナオミだけど、理由を聞いた？ケンが浮気していたんだよ。親友のキャシーと大好きなケン、2人に裏切られてだいぶショックを受けているよ⁽²⁾。キャシーはケンとナオミが付き合っているって知(し)っていたはずなのに！！今はキャシーとケンを見るにつけ、不快になるわ。」

ナンシー：「ええ！！浮気とかあり得ない。それに親友でしょ？！一人の男を巡って、そんなことをするなんて…。キャシーもケンも、ナオミのことを見下⁽³⁾しているわね。その上、自分を中心に世界があると思っている。今度2人に会ったら絶対言うわ。私の友達(ともだち)を裏切った上に、自分勝手な奴！許さない！！」

アンナ：「ナオミは、今頃自分を責めているよ。私はもう、ケンとキャシーには会わない。ナオミを裏切ったことを絶対に許さない！今からナオミを慰め⁽⁴⁾にいってくる！」

ナンシー：「うん。ナオミを慰めるのをあなたに任せるわね。」

アンナ：「もちろん、任された以上、全力で慰めるわ！行く途中で、お菓子(かし)も沢山買う！家の手前(てまえ)でアイスも買う！慰める上は、最後まで責任を持つわ。一年以上にわたって支えるつもりよ。」

ナンシー：「完璧！夜道に気をつけてね！あと、不審者にも気をつけてよね！」