岩場（いわば）にあるV字（じ）型（がた）の溝（みぞ）がルンゼである。

ルンゼは流水（りゅうすい）などで岩（いわ）を侵食（しんしょく）することで出来（でき）ます。

クーロアールもガリーもルンゼと同様（どうよう）の溝（みぞ）を指（さ）します。

ルンゼは日本語（にほんご）では涸（か）れ谷（だに）といい、降雨（こうう）時（じ）のみ流水（りゅうすい）をみます。

植生（しょくせい）がなくて柔（やわ）らかい土壌（どじょう）の傾斜地（けいしゃち）にルンゼは発達（はったつ）しやすいのだとか。

ルンゼはその形状（けいじょう）から、リル・地隙（ちげき）・ガリー・デレという四（よん）種類（しゅるい）に分（わ）けられます。

火山灰（かざんばい）や風化（ふうか）の進（すす）んだ花崗岩（かこうがん）の地域（ちいき）では表面（ひょうめん）がよく浸透（しんとう）し、ルンゼが出来（でき）やすいです。

ルンゼは谷底（たにぞこ）が地下（ちか）水面（すいめん）まで達（たっ）していないことが特徴（とくちょう）であり、それによって恒常（こうじょう）水流（すいりゅう）を涵養（かんよう）することは出来（でき）ません。

ルンゼgully

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