文法の説明

N2 レッスン 4: 17/18

~ては〜てはRepeating action, If, Since

使い方・接続

Verb[て](A) + + Verb[て](B) +
Verb[て](A) + + Verb[て](A) +

詳細

  • 使用域

    一般

「ては〜ては」の情報

助詞(じょし)「て」と「は」を()()わせたもう(ひと)つの文型(ぶんけい)に「ては~ては」があります。この文型(ぶんけい)は、(ふた)つの行動(こうどう)()(かえ)して(おこな)われることを(あらわ)し、そのまま「(A) と (B) を()(かえ)して」のような意味(いみ)使(つか)われます。この (A) と (B) の行動(こうどう)は「(はじ)まり」と「()わり」、「(ある)く」と「(はし)る」、「()く」と「(もど)る」のように対照的(たいしょうてき)なものであることが(おお)いです。

ては~ては」は動詞(どうし)のテ(けい)一緒(いっしょ)使(つか)われ、「では」という(かたち)になることもあります。

省略形(しょうりゃくけい)の「ちゃ」と「じゃ」も使(つか)えますが、一度(いちど)省略形(しょうりゃくけい)使(つか)ったら、(つぎ)(おな)(かたち)使(つか)わないと不自然(ふしぜん)()こえてしまいます。これは(おも)に、(おな)(ぶん)(なか)では丁寧(ていねい)さのレベルを(おな)じにする必要(ひつよう)があるためです。

注意点(ちゅういてん)

ては」は、文中(ぶんちゅう)一度(いちど)しか使(つか)われていなくても「()(かえ)し」を(あらわ)すことがあります。こういった場合(ばあい)はたいてい、(ぶん)のほかの部分(ぶぶん)にその行動(こうどう)何度(なんど)()(かえ)されていることを(しめ)表現(ひょうげん)があります。

例文

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    田舎者(いなかもの):「(はたら)ては()て、(はたら)ては()てばかりだ。このような人生(じんせい)はダメだ。」

    Countryman: 'I only work and sleep, work and sleep (repeatedly)… This is not the good life.'

    あくびをしてはフリスクを()べ、あくびをしてはフリスクを()べ、(なん)とか()きていられた。

    By yawning and eating a mint, yawning and eating a mint, I was somehow able to wake up.

    曖昧(あいまい)なことを()てははぐらかし、(うそ)をついては()げようとし、あの(ひと)はどうしようもない。

    That person is a lost cause, saying ambiguous things and lying and trying to run.

    (さけ)()では(あば)れ、(あば)ては(もの)(こわ)す。(かれ)(さけ)(ぐせ)(わる)い。

    Drinking alcohol and acting violently, raging and breaking things. He is a bad drunk.

    ()()ては(だれ)かに(わた)し、(わた)されては()()るというだけの仕事(しごと)です。

    The job is just taking stuff and handing it off to others, taking and handing off.

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