《彼女の実家》
松井：「中田くん、元気がないように見えるよ。どうしたの？」
中田：「今度彼女の家に行かなくてはならないんだ。緊張してしまう。」
松井：「えっ、良いじゃないか。結婚するつもり？」
中田：「まだ分からない…。僕に会いたいらしい。どういう話をした方がいい？」
松井：「家族の事とか仕事の事を話して自分の事を知ってもらうのがいいよ。」
中田：「なるほど。緊張しないで話すことが出来るかな？」
松井：「そんなに緊張するの？練習したら緊張がマシになるよ。例えば、鏡の前でスピーチの練習をする。でも大丈夫！会えば中田くんの良さに気が付くよ。あ、笑顔が必要だよ！笑顔を見せると、相手も笑顔になるよ。」
中田：「ありがとう。笑顔は作れる…。緊張するんだけど頑張るよ！」
松井：「うん、頑張って！上手くいくはずだよ。仲良くなれるかどうか、楽しみだね。」
《父の誕生日》
りさ（姉）（あね）：「今日は何の日かわかる？お父さんの誕生日だよ！」
母：「えっ！お父さんの誕生日に気が付いていなかったわ…。ケーキを作らなくてはならないのに、さっき卵を沢山使ってしまったわ。１個しか残っていない…。」
りさ（姉）（あね）：「それは大変！卵を買わないと！私は今から出かけるから、さらに卵を買ってもらおう。他に、必要なものはある？」
母：「卵と、あと牛乳が必要だわ。無塩バターもあるかどうか分からない…。無塩バターだけでなく有塩バターも要るわ。リサは何時に帰ってくる？」
りさ（姉）（あね）：「だいたい１０時ごろに帰ってくる。いや、１０時前かな、１０時を超えるはずがない。なるべく早く帰って来てさらと一緒に作るね。」
《さら（妹）（いもうと）が家に着いた後》
さら（妹）（いもうと）：「お母さん、卵買ってきたよ。リサはもうすぐ帰ってくるらしい。」
母：「ありがとう。みんなで美味しいケーキを作ろう！レシピに従う必要があるよ！」
《その夜》
父：「すごいじゃないか！みんなで作ったのかい？とても美味しそうに見えるよ！今まで何度か作ってくれたが、１番良い！！」
母：「そんなに美味しそう？！嬉しいわ。記念に写真でも撮ろう！」
父：「君らがいるから幸せだよ。ありがとう！娘たちよ、もし君らが結婚したら、僕は悲しいな。」
りさ（姉）（あね）：「ちょっと、もし結婚したらちゃんと祝ってよね。」
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