理神論（りしんろん）は神（かみ）を世界（せかい）の創造者（そうぞうしゃ）としている。

世界（せかい）を支配（しはい）する人格的超越存在（じんかくてきちょうえつそんざい）を理神論（りしんろん）は認（みと）めていない。

理神論（りしんろん）は、奇跡（きせき）や予言（よげん）、啓示（けいじ）などの事柄（ことがら）を否定（ひてい）する立場（たちば）である。

１７世紀（せいき）から１８世紀（せいき）の英国（えいこく）の自由思想家（じゆうしそうか）たちに理神論（りしんろん）は支持（しじ）された。

理神論（りしんろん）はフランスやドイツの啓蒙主義（けいもうしゅぎ）に強（つよ）い影響（えいきょう）を与（あた）えたと言（い）われています。

有心論（うしんろん）と語源的（ごげんてき）には同（おな）じものの、理神論（りしんろん）には異端（いたん）や異教（いきょう）などのニュアンスがあります。

啓蒙時代（けいもうじだい）のヨーロッパに栄（さか）えた宗教思想（しゅうきょうしそう）である理神論（りしんろん）には、自然神論（しぜんしんろん）という別名（べつめい）もある。

理神論（りしんろん）は、いったん世界（せかい）や天地（てんち）が創造（そうぞう）された以上（いじょう）、世界（せかい）はみずからの法則（ほうそく）に従（したが）ってその働（はたら）きを続（つづ）けるとしている。

理神(りしん)deism, belief in God as creator of universe

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