文法の説明

N1 レッスン 10: 12/22

余儀(よぎ)なくさせるForce to, To compel, Make unavoidable

使い方・接続

Noun + 余儀(よぎ)なくさせる
Verb + こと + 余儀(よぎ)なくさせる

詳細

  • 一般

「を余儀なくさせる」の情報

余儀(よぎ)なくさせる」は、「を余儀(よぎ)なくされる」と()文型(ぶんけい)で、通常(つうじょう)「(A) をせざるを()ない状況(じょうきょう)()()む」という意味(いみ)(あらわ)します。(ちが)いは「される」が受身形(うけみけい)であるのに(たい)し、「させる」は使役形(しえきけい)である(てん)です。

この表現(ひょうげん)は、副助詞(ふくじょし)「を」、名詞(めいし)余儀(よぎ)」(意味(いみ):ほかの方法(ほうほう))、イ形容詞(けいようし)「ない」の連用形(れんようけい)「なく」、そして「する」の使役形(しえきけい)「させる」から構成(こうせい)されています。そのため、文字通(もじどお)りには「(A) 以外(いがい)方法(ほうほう)がないようにさせる」になります。

余儀(よぎ)なくさせる」は、()けられない事柄(ことがら)状況(じょうきょう)などを(あらわ)名詞(めいし)(A) に(つづ)けて使(つか)われます。

余儀(よぎ)なくさせる」と(こと)なり、この文型(ぶんけい)主語(しゅご)は、出来事(できごと)状況(じょうきょう)などの人間(にんげん)以外(いがい)のものになることが(おお)いですが、例外(れいがい)もあります。

豆知識(まめちしき)

余儀(よぎ)」と「ない」はもともと(べつ)言葉(ことば)ですが、「余儀(よぎ)なく」は「()けられない」や「必然的(ひつぜんてき)に」といった意味(いみ)で、一語(いちご)のように(あつか)われることが(おお)いです。

例文

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  • 地球(ちきゅう)温暖化(おんだんか)が、サンタクロースに(ほっ)極点(きょくてん)から移転(いてん)すること余儀(よぎ)なくさせた

    Global warming forced Santa Claus to relocate away from the North Pole.

  • パンデミックは(みせ)学校(がっこう)閉鎖(へいさ)余儀(よぎ)なくさせた

    The pandemic forced stores and schools to close.

  • (だい)洪水(こうずい)都市(とし)からの撤退(てったい)余儀(よぎ)なくさせた

    The major flood forced people to withdraw from the city.

  • 70(ななじゅう)年代(ねんだい)のエネルギー危機(きき)政府(せいふ)にガソリン以外(いがい)代替(だいたい)エネルギーを(さが)すこと余儀(よぎ)なくさせた

    The energy crisis of the 1970s forced the government to look for alternative energy sources, other than gasoline.

  • バブル崩壊(ほうかい)(かれ)会社(かいしゃ)株式(かぶしき)売却(ばいきゃく)余儀(よぎ)なくさせた

    The economic bubble burst forced him to sell his shares in the company.

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