文法の説明

N1 レッスン 10: 19/22

こそすれ〜ないAnd certainly not, But certainly not, But, Although, Even though

使い方・接続

[する]Verb + こそすれ
Verb[stem]+ こそすれ

詳細

  • 硬い

「こそすれ〜ない」の情報

日本語(にほんご)で、「こそ」という副助詞(ふくじょし)が使(つか)われると、それに合(あ)わせて動詞(どうし)が已然形(いぜんけい)という形(かたち)になることがあります。已然形(いぜんけい)とは、古典(こてん)の文法(ぶんぽう)に見(み)られる動詞(どうし)の活用形(かつようけい)で、現代(げんだい)の日本語(にほんご)に直接(ちょくせつ)対応(たいおう)する形(かたち)はありませんが、仮定形(かていけい)がその働(はたら)きをある程度(ていど)引(ひ)き継(つ)いでいます。

この文型(ぶんけい)で使(つか)われる動詞(どうし)には、「する」「なる」「ある」などがあります。これらは、それぞれ「こそすれ」「こそなれ」「こそあれ」という形(かたち)になり、特(とく)に強調(きょうちょう)を表(あらわ)すときに使(つか)われます。意味(いみ)としては、「もちろん (B) ではなく、間違(まちが)いなく (A) だ」や「(A) ではあっても、(B) ではない」です。(B) の部分(ぶぶん)には否定文(ひていぶん)が入(はい)り、他人(たにん)の思(おも)い違(ちが)いや誤解(ごかい)に対(たい)して訂正(ていせい)するニュアンスがあります。

「こそすれ」は、スル動詞(どうし)の名詞(めいし)の部分(ぶぶん)や、普通(ふつう)の動詞(どうし)の連用形(れんようけい)の後(あと)に付(つ)きます。

「こそなれ」と「こそあれ」は、「なる」は名詞(めいし)や形容詞(けいようし)と一緒(いっしょ)に使(つか)われることが多(おお)く、「ある」は名詞(めいし)と一緒(いっしょ)に使(つか)われる、という基本的(きほんてき)な使(つか)い方(かた)に従(したが)って使(つか)い分(わ)けられます。

注意点(ちゅういてん)

動詞(どうし)に使役(しえき)や受身(うけみ)の助動詞(じょどうし)がついている場合(ばあい)は、それを含(ふく)めた形(かたち)が「こそすれ」などの形(かたち)に変化(へんか)することがあります。そのため、文(ぶん)によっては、どれが動詞(どうし)の語幹(ごかん)なのかを見極(みきわ)める必要(ひつよう)があります。

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例文

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  • セキュリティ事故(じこ)は増(ふ)えこそすれ、減(へ)りはしないだろう。

    The security incidents will only increase, certainly not decrease.

  • 小説(しょうせつ):「だが実際(じっさい)は、剣士(けんし)の復讐(ふくしゅう)心(しん)は火(ひ)の手(て)を強(つよ)めこそすれ、決(けっ)して冷(さ)めるどころではなかったのである。」

    Novel: 'In reality, however, the swordsman's blazing desire for vengeance was intensifying, and certainly not cooling down at all.'

  • 多(おお)くの人(ひと)にとって、その奇妙(きみょう)な現象(げんしょう)は驚(おどろ)きこそすれ、恐怖(きょうふ)を感(かん)じるほどではなかった。

    The strange phenomenon was surprising for many, and certainly not terrifying.

  • 魔法使(まほうつか)いへの恋情(れんじょう)は、強(つよ)めこそすれ弱(よわ)めるものではなかった。

    Her love for the sorcerer strengthened, and certainly didn't weaken.

  • 感謝(かんしゃ)こそすれ、憎(にく)しみを感(かん)じるなんてちゃんちゃらおかしいよ。

    I feel gratitude, certainly not something as ridiculous as hatred.

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      「こそすれ〜ない」に関する文法ディスカッション

      最近の返信 (合計3件)

      • Toldfinger1

        Toldfinger1

        I’ve tried reporting this via the report feature on the page but it has gone unanswered for 2 months. The explanation currently says the imperative form is used to contrast clauses but すれ is not an imperative form. This line should be removed.

        Edit: Has been updated now, thanks much.

      • Ktinjapan

        Ktinjapan

        The explanation for this grammar point is super confusing, and I wonder if the translations are really correct. Since it’s a realis form, wouldn’t a sentence like 多くの人にとって、その奇妙な現象は驚きこそすれ、恐怖を感じるほどではなかった。be translated as “certainly…not…” " The strange phenomenon was certainly surprising for many, but not terrifying."

        Bunpro’s translation was “and certainly not”: “The strange phenomenon was surprising for many, and certainly not terrifying.”

      • ka5

        ka5

        In my humble rephrasing of an online JP-JP dictionary (「こそすれ」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書):

        (A)を事実として認める。(B)は断じて否定する。

        This seems to align with Bunpro’s translation.

        I don’t understand what “realis form” means or implies (or the rest of Bunpro’s explanation really), but why would “certainly” refer to the first and not the second part?

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