文法の説明

N2 レッスン 5: 5/18

甲斐(かい)があるTo be (not) worth, To (not) pay off

使い方・接続

Verb[た](1) + 甲斐(かい) + がある(2)
Verb[stem]+ がい + がある(2)
Noun + の + 甲斐(かい) + がある(2)

(1) Verb[る], Less common
(2) ない

詳細

  • 使用域

    一般

「甲斐がある」の情報

名詞(めいし)の「甲斐(かい)」は「値打(ねう)ち」や「効果(こうか)」という意味(いみ)()名詞(めいし)です。これが動詞(どうし)名詞(めいし)(あと)()かれると、「(A) をする価値(かち)がある/あった」ことを(あらわ)します。(おお)くの場合(ばあい)、この文型(ぶんけい)はひらがなで()かれます。また、この文型(ぶんけい)(まえ)()かれる()によっては「かい」が「がい」と(にご)ることもあります。

「かい」の(あと)には「が」と五段動詞(ごだんどうし)「ある」が(つづ)き、文字(もじ)(どお)り、(A) をする価値(かち)存在(そんざい)することを(あらわ)します。「が」は省略(しょうりゃく)されることもあります。この文型(ぶんけい)(まえ)動詞(どうし)()場合(ばあい)、マス(けい)語幹(ごかん)(あと)には「がい」が(つづ)き、動詞(どうし)普通形(ふつうけい)(あと)には「かい」が使(つか)われます。

これらの活用(かつよう)パターンの(おも)(ちが)いは、「かい」が動詞(どうし)時制(じせい)重点(じゅうてん)()くのに(たい)し、「がい」は「(A) をする価値(かち)(つね)にある」のようなニュアンスを()つことが多い(てん)です。

この文型(ぶんけい)名詞(めいし)一緒(いっしょ)使(つか)場合(ばあい)、「かいがある」の(まえ)には「の」が必要(ひつよう)です。

また「かいがない」という表現(ひょうげん)使(つか)われることもあります。これは「(A) をする価値(かち)がない」という意味(いみ)(あらわ)します。

「かいがある」は基本的(きほんてき)に、(はな)()(むずか)しいことや不快(ふかい)なことから、()結果(けっか)()まれることを(つた)えたいときに使(つか)われます。

例文

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    (かれ)勉強(べんきょう)しないので(おし)甲斐(がい)がない。」

    'It is not worth to teach him, because he is not studying.'

    移転(いてん)した甲斐(かい)があり(いま)やうちは人気(にんき)(てん)だ。

    Now my shop is popular. Moving was worth it.

    あの選手(せんしゅ)本音(ほんね)()けて、インタビューした甲斐(かい)がありました

    The interview was worth it as I was able to hear what that athlete truly thinks.

    あんだけ(よろこ)んでもらえれば、頑張(がんば)って()()んだ甲斐(かい)がある

    If they are going to be that happy about it, it is worth it to knit it by hand.

    やっぱり、消火(しょうか)()()()けておいた甲斐(かい)があって今回(こんかい)(やく)()った。

    As expected, it paid off to install a fire extinguisher, which proved to come in handy this time.

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