使い方・接続
Verb[る](A) + に + Verb[できる][ない](A)
詳細
使用域
一般
「〜に〜ない」の情報
「に〜ない」は、同じ動詞を二度繰り返して、「そうしたくても (A) できない」や「何らかの事情で (A) できない」を意味する文型です。この表現を使うときの語順は、動詞の辞書形、格助詞「に」、そして同じ動詞の可能形を「ない」で否定した形になります。文字通りの意味は「(A) において、(A) はできない」です。
可能形を持たないスル動詞をこの文型で使う場合、後半の動詞の形は「できない」になります。
また、「ない」は「ず」のような否定を表すほかの語に置き換えられることもあります。
注意点
動詞の辞書形は、助動詞「う」や「よう」を使った意向形に置き換えられることもあります。その場合、前半の動詞には「にも」がつきますが、後半の動詞が可能形の否定形になる点は変わりません。
- 昨日の練習で足の怪我をしてしまったので歩こうにも歩けない。I couldn't walk even if I wanted to because I injured my foot in yesterday's practice.
-
今の仕事を辞めようと思っているが、次のところが見つからないから今の仕事を辞めようにも辞められない。I'm thinking of quitting my current job, but I can't find another one, so I couldn't quit my current job even if I wanted to.
動詞の形が辞書形でも意向形でも、文型の意味は変わりません。しかし、辞書形は「(A) ができない」心理的な状況に重点を置くのに対し、意向形はより具体的または物理的な理由を示すというニュアンスの違いがあります。
例文
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親友から土下座をしながら頼まれては、断るに断れません。
Being requested something while my friend is on their hands and knees, I cannot refuse even if I want to.
逃げるに逃げられない状況から救ってくれたのは、いつもは厳しい先輩だった。
The one who saved me from a situation that I wanted to escape from but could not, was my senpai who is always strict.
嫌われている上司が見事に転んでしまった。従業員が笑うに笑えない、という顔をしてた。
The boss that everyone hates had a spectacular fall. The employees' faces looked as though they wanted to laugh but were unable to.
「彼はどうして学校に戻ろうとしないのかな?」
「何があったか知らないけど、言うに言えない事情があるのかな。」
'Why is he not willing to go back to school?'
'I'm not sure if something happened or not, but maybe he is in a situation where he cannot talk about it (even though he may want to).'
「彼女が断れば殺すと言って突然断るに断れない状態になった。」
'She said, 'If you refuse, I will kill you,' so the situation suddenly turned into one where I couldn't refuse even if I wanted.'
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