文法の説明

N2 レッスン 9: 2/23

精々(せいぜい)(At) most , (At) best, No more than, Barely

使い方・接続

せいぜい + Phrase

詳細

  • 使用域

    一般

「精々」の情報

精々(せいぜい)」は「(おお)くても (A)」や「()くても (A)」のような意味(いみ)使(つか)われる副詞(ふくし)です。この表現(ひょうげん)は、(A) が限界(げんかい)(たっ)して、それ以上(いじょう)(さき)には(すす)めないことを(あらわ)します。ここで()う「限界(げんかい)」は物理的(ぶつりてき)なものもあれば、比喩的(ひゆてき)なものもあります。 また、実際(じっさい)具体的(ぐたいてき)限界(げんかい)がなくても、(はな)()が「(A) 以上(いじょう)(または (A) 以下(いか))になることはない」と(かん)じているとき、「(A) だけ」や「たった (A)」といったニュアンスで使(つか)われることもあります。

また、実際(じっさい)具体的(ぐたいてき)限界(げんかい)がなくても、(はな)()が「(A) 以上(いじょう)(または (A) 以下(いか))になることはない」と(かん)じているとき、「(A) だけ」や「たった (A)」といったニュアンスで使(つか)われることもあります。

精々(せいぜい)」は副詞(ふくし)として、(ぶん)(はじ)めや、(ぶん)後半(こうはん)(はじ)めで使(つか)われることが(おお)いです。「精々(せいぜい)」の(あと)には、「限界(げんかい)」の内容(ないよう)()べられます。

豆知識(まめちしき)

精々(せいぜい)」は「精誠(せいぜい)」という(ふる)言葉(ことば)から()ていると()われています。「精誠(せいぜい)」は「誠実(せいじつ)に、できる(かぎ)りのことを()くす」ことを意味(いみ)していました。現代(げんだい)使(つか)われる「精々(せいぜい)」にも「できる(かぎ)りのことを()くす」という意味(いみ)(のこ)っていますが、「誠実(せいじつ)さ」と(むす)びつけて使(つか)われることはなくなっています。その()わり、現代(げんだい)では「(ちから)」「気力(きりょく)」「想像力(そうぞうりょく)」といったものを()()るときに使(つか)われるようになっています。

例文

--:--

    38(さんじゅうはっ)(さい)だって?精々(せいぜい)30(さんじゅう)くらいなものだと(おも)っていたよ。」

    '38 years old you say? I thought he was around 30 at most!'

    電車(でんしゃ)()ないうちに観光(かんこう)出来(でき)るのは精々(せいぜい)()時間(じかん)ぐらい。」

    'Before the train comes, we can do sightseeing for four hours at most.'

    証人(しょうにん):「加害(かがい)(しゃ)はたぶん精々(せいぜい)30(さんじゅっ)(さい)ぐらいでしょ。」

    Witness: 'The assailant is about 30 years old at most.'

    (すご)(おこ)ったファン:「ダーデンは精々(せいぜい)二流(にりゅう)のコーチだぞ!子供(こども)でさえもっと上手(うま)くコーチングできるぞ!」

    Extremely angry fan: 'Durden is a second-rate coach at best! Even a child can coach better than him!'

    「この(くるま)()うのに(かれ)支払(しはら)ったのは精々(せいぜい)3万(さんまん)ドルだと(おも)う。」

    'I think that in order to buy that car he spent 30 grand at most.'

  • ご登録いただくと、より多くの例文にアクセスできます。

    プレミアムユーザーは全文法ポイントに含まれる12個の例文にアクセスすることできます。

自作の例文

自分なりの勉強をする!

文章を追加し、Bunproの文章と一緒に勉強する。

「精々」に関する文法ディスカッション

    「精々」に関するディスカッションはまだありません。
    ここでわからないことを聞いて、他のBunproユーザーと一緒に文法を学びましょう!