文法の説明

N1 レッスン 1: 4/17

()To be worthy of, To be enough, To be sufficient

使い方・接続

Verb[る]+ () + Noun
Noun (A) + () + Noun (B)

詳細

  • 使用域

    硬い

「に足る」の情報

()る」は「十分(じゅうぶん)である」といった意味(いみ)()五段動詞(ごだんどうし)です。助詞(じょし)の「に」を(ともな)って、動詞(どうし)名詞(めいし)(あと)()かれると「(A) にふさわしい」または「(A) にとって十分(じゅうぶん)である」という意味(いみ)(あらわ)します。これはかなり(かた)表現(ひょうげん)のため、(おも)文章(ぶんしょう)演説(えんぜつ)(なか)使(つか)われます。

()」は、動詞(どうし)辞書形(じしょけい)または名詞(めいし)(あと)()かれます。「()る」そのものは(つね)辞書形(じしょけい)使(つか)われ、その(あと)(つづ)(べつ)名詞(めいし)修飾(しゅうしょく)して、その名詞(めいし)(なに)(あたい)するかどうかを(しめ)します。

注意点(ちゅういてん)

()」はスル動詞(どうし)直後(ちょくご)()かれることもあれば、「する」を省略(しょうりゃく)した名詞(めいし)直後(ちょくご)()かれることもあります。「する」が(はい)ると、(A) の動作(どうさ)そのものをより強調(きょうちょう)するニュアンスになります。

注意点(ちゅういてん)

「 (A) にふさわしくない」または「(A) にとって十分(じゅうぶん)でない」と()うときに、「()」を否定形(ひていけい)にして「に()りない」と()いたくなるかもしれませんが、これは間違(まちが)いなので注意(ちゅうい)しましょう。この場合(ばあい)は「()る」そのものではなく、その(うし)ろの動詞(どうし)否定(ひてい)するのが正解(せいかい)です。



例文

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    「これは(おお)くの(ひと)興味(きょうみ)()()ものではない。」

    'This is not enough to interest a lot of people.'

    信頼(しんらい)()友達(ともだち)に、(うで)のいい歯医者(はいしゃ)紹介(しょうかい)してもらった。

    A skilled dentist has been introduced to me by a trustworthy friend.

    功績(こうせき)から(かんが)えると、その専門分野(せんもんぶんや)では尊敬(そんけい)()研究者(けんきゅうしゃ)だ。

    Judging from his achievements he is a researcher that is worthy of respect in that field.

    テスラ・モデル(エス)(かた)にたる電気(でんき)自動車(じどうしゃ)であり、その技術(ぎじゅつ)世界(せかい)(みと)められる。

    Tesla Model S is an electric car that is worthy of being talked about, and its technology is recognized worldwide.

    地検(ちけん):「捜査(そうさ)()くしましたが、起訴(きそ)する()証拠(しょうこ)(つか)むことができませんでした。」

    Public Prosecutor's office: 'We thoroughly investigated, however, we were unable to find enough evidence to prosecute.'

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