同士 (日本語能力試験 N3)

「同士」の情報

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「同士(どうし)」は「共通点(きょうつうてん)があること」という意味(いみ)を持(も)つ名詞(めいし)です。この名詞(めいし)は、「(A) 同士(どうし)」という形(かたち)で接尾語(せつびご)のように使(つか)われ、「お互(たが)いに (A) である」という意味(いみ)を表(あらわ)します。

「同士(どうし)」は、名詞(めいし)のうしろに付(つ)いて、その名詞(めいし)（人(ひと)や物(もの)）の間(あいだ)の関係(かんけい)を表(あらわ)します。また、「名詞(めいし)＋同士(どうし)＋の＋名詞(めいし)」の形(かたち)で、名詞(めいし)(A) を一(ひと)つのまとまりとして、次(つぎ)の名詞(めいし)(B) を修飾(しゅうしょく)することもあります。

「同士(どうし)」が表(あらわ)す「お互(たが)いに」の種類(しゅるい)は、二(ふた)つあります。

種類(しゅるい) - (A) と (B) が同(おな)じ種類(しゅるい)・性質(せいしつ)であること。

関係(かんけい) - (A) と (B) が同(おな)じ関係(かんけい)にあること。

注意点(ちゅういてん)

「同士(どうし)」は、人(ひと)などの生(い)き物(もの)に対(たい)して使(つか)うことが多(おお)く、無生物(むせいぶつ)に使(つか)われることはあまりありません（ただし、無生物(むせいぶつ)に全(まった)く使(つか)われないわけではありません）。これは、「同士(どうし)」の「士(し)」という漢字(かんじ)が、「武士(ぶし)」のように人(ひと)を指(さ)すときに使(つか)われることと結(むす)びつけて覚(おぼ)えると良(よ)いでしょう。

その他

例文

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このように紐(ひも)でページ同士(どうし)を結(むす)びつけることができます。
You can connect pages together with a string like this.
負(ま)けた者(もの)同士(どうし)で飲(の)みに行(い)こうよ！
Those among us who have lost, let's go drinking!
中学生(ちゅうがくせい)同士(どうし)は結婚(けっこん)するには若(わか)すぎる。
Middle schoolers are too young to marry (each other).
同級生(どうきゅうせい)同士(どうし)だから、助(たす)け合(あ)わなきゃね。
We are fellow classmates, so we have to help one another, right?
友達(ともだち)同士(どうし)の約束(やくそく)だったのに彼(かれ)は破(やぶ)った。
Even though it was a promise among friends, he broke it.
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