文法の説明

N2 レッスン 1: 2/23

()ないUnable to, Cannot

使い方・接続

Verb[stem]+ ない

詳細

  • 使用域

    硬い

「〜得ない」の情報

()」は「()()れる」や「自分(じぶん)のものにする」という意味(いみ)一段動詞(いちだんどうし)です。これが動詞(どうし)連用形(れんようけい)とくっつくと、「(A) できる」や「(A) の可能性(かのうせい)がある」という意味(いみ)(あらわ)します。また、「()」と動詞(どうし)連用形(れんようけい)が「ない」に(むす)びつくと、「(A) は不可能(ふかのう)だ」や「(A) の可能性(かのうせい)はない」という否定的(ひていてき)意味(いみ)になります。

「できない」と比較(ひかく)すると、「できない」は(なに)かの実行(じっこう)不可能(ふかのう)であることを(あらわ)しますが、「()ない」は「(A) ができる/()こる可能性(かのうせい)はない」や「(A) はありえない」というニュアンスに(ちか)いです。

注意点(ちゅういてん)

()」の()(かた)には「える」と「うる」の(ふた)つがあります。「うる」は比較的(ひかくてき)(ふる)()(かた)(おも)()言葉(ことば)として使(つか)われ、(はな)言葉(ことば)としては「える」の(ほう)がよく使(つか)われます。ただし、否定形(ひていけい)の「()ない」は(かなら)ず「えない」と()まれ、「うない」とはなりません。

豆知識(まめちしき)

()」は「できる」よりもずっと(かた)文学的(ぶんかくてき)表現(ひょうげん)ですが、「あり()」や「あり()ない」のように、日常(にちじょう)生活(せいかつ)(なか)でよく使(つか)われる「()」を使(つか)った定型(ていけい)表現(ひょうげん)もあります。



例文

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    そこまで(おお)きな地震(じしん)()こり()ない

    An earthquake of that magnitude cannot occur.

    本来(ほんらい)(みず)(あぶら)()ざり()ない

    Naturally, you cannot mix water and oil.

    そんなことはほとんど()こり()ない(おも)います。

    I think that there is a good chance that such a thing cannot happen.

    (わたし)がその(ゆめ)(かな)えることはあり()ない

    It is not possible for me to achieve that dream.

    (きみ)話術(わじゅつ)()ってしても、説得(せっとく)()ないだろう。

    Even if I had your skill in conversation, I probably couldn't persuade them.

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