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Number + Counter + おきに
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「おきに」の情報
「置きに」は、接尾語の「置き」に格助詞の「に」を付けた文法です。主にひらがなで書かれます。これは、「(A) の間を空けて、(B) が繰り返されること」を表します。
「おきに」には、二つの使い方があります。一つは、「(A) に一回、(B)」という意味です。もう一つは「(A) の間を置いて、(B)」という意味です。実際の使い方を確認していきましょう。
「おきに」は接尾語なので、数字や数助詞、または「間」を表す言葉のあとに付けて使います。
例えば、「二日おきに、(B)」と言うと、「二日を置いて、三日目に (B) が起こる」という意味になります。
注意点
「ごとに」と「おきに」は混同しやすい表現です。基本的に、「ごとに」は「〜に一回」や「毎〜」という意味を表し、「おきに」は「〜の間を空けて」という意味を表します。しかし、この二つは同じ意味で使われることもあるので、混乱しやすいのです。以下、意味が同じになる場合と、ならない場合の例を見てみましょう。
時間や距離が大きい場合(一日、一週間、一ヶ月など)。「ごとに」だけが「〜に一回」や「毎〜」という意味を表します。「おきに」は必ず「(A) の間を空けて」という意味になります。
時間や距離が小さい場合。「ごとに」も「おきに」も「〜に一回」という意味を表します。例えば、「一秒おきに」は「一秒を空けて、次の秒の始まりで (B) が起こる」という意味ですが、秒という単位は、始めや終わりを意識するほど大きくないので、「ごとに」と同じように「毎秒」という意味に解釈されます。
まとめると、「おきに」は秒、分、時間、ミリメートル、センチメートル、キロメートルなどでは「ごとに」と同じ意味になります。それ以上大きな単位になると「間を空けて」という意味になります。これは、「おきに」の使い方に例外があるからというわけではありません。ただ、単位が大きくなるにつれて、焦点が「間を置くこと」に移っていくためです。覚えておきたいのは、「おきに」は (A) という区切りを過ぎたあとで (B) が起こることを表し、「ごとに」は (A) という区切りの中のどこかで一回 (B) が起こることを表すということです。
「一秒おきに」- 間は「一秒」。次の秒の始めに (B) が起こりますが、秒のような短い時間の単位では「毎秒」と理解されます。
「五年おきに」- 間は「五年」。五年を空けて、次の一年のどこかで (B) が起こることを表すので(五年を空けて、六年目の元日に (B) が起こると考えるのは不自然なため)、実際には、「六年ごと」に近い意味になります。
豆知識
「おきに」と「ごとに」は、母語話者もよく間違えるので、理解に時間がかかっても気にしないでください。どちらを使えばいいのか迷ったときは、「おきに」は「(A) の間を空けて、(B) が起こる」という意味だと思い出すといいでしょう。
「一時間」は、人によっては短く感じられたり長く感じられたりするので、「ごとに」と「おきに」の解釈が分かれやすい単位です。「一時間おきに」を「一時間を置いて、そのあと起こる」と考える人もいますし、「一時間の中のどこかで一回起こる」と考える人もいます。
いずれにしても、本来「おきに」は「(A) の間を置く」という表現で、そのあといつ (B) が起こるかまでは示さないものだと覚えておきましょう。
関連
例文
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30分置きに休憩しよう。
Let's take a break in intervals of 30 minutes.
約3分置きに電車が来ます。
Trains come about every 3 minutes.
1時間置きに温度を測ってください。
Please check the temperature every other hour.
50メートル置きに自動販売機がある。
There are vending machines every 50 meters.
階段を一段置きに飛ばして上がる。
He goes up the stairs skipping every second step.
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「おきに」に関する文法ディスカッション
最近の返信 (合計33件)

torenji710
I have to agree with some of the other commenters in saying that I think the English translation of the sentences using this grammar point are confusing, and I think it contributes to getting 置きに and ごとに mixed up. If I see “intervals of one day”, to me that means “every day” and not “every other day”, so when I see my reviews asking for a “one day interval” that would imply the ごとに grammar point.
置きに seems to have more of a “skipping one day” meaning, but that would be really awkward phrasing in English.

JDong
Just want to say this link helped me a lot in understanding this. I’d recommend others that are struggling to look at it as well.

ZachariahMoreno
I believe a have an explanation that will help others understand the nuances between ごとに and おきに.
By literal definition, ごとに can be translated as Every…(Day, session, time you do…,etc) as ごとに uses the Kanji、毎, as seen in words like 毎日 (everyday), this means that something occurs in succession. For example, if one said 2日ごとに, something would occur every two days in succession. If you do not understand look at the diagram below:
(1日)(2日、Day that something occurs) (1日)(2日、Day that something occurs)
As you can see in the diagram, something is happening every 2 days, without interruption.
On the other hand, おきに, is derived from the verb 置く, meaning “to place.” A good literal translation to differentiate this from ごとに, would be “placed between intervals of…” For example, if one said 2日おきに, this means that something occurs between 2-day intervals. If you still do not understand look at the diagram below.
(1日)(2日)(Day that...
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