使い方・接続
Verb［る］+ なり
詳細
使用域
一般
「なり」の情報
「なり」は、日本語の古風な接続助詞です。この用法はいくつかありますが、そのうちの一つは、「(A) するとすぐに (B)」や「(A) の瞬間に、(B)」というものです。この文型は、動詞の辞書形の後に置かれます。
(B) に入る内容は、通常、強い意思や感情によって引き起こされる、意外性のあることです。ほとんどの場合、「なり」は自分自身ではなく他人について話すときに使われます。
豆知識
「なり」は一見、五段動詞「なる」の活用形に見えるかもしれません。しかし、実はこの「なり」は、「形」という漢字の読み方の一つから来ています。これは、「ところ」と同じように、 (A) の全体的な状況を表します。
同義語
例文
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父が出張から帰るなり母は泣きだした。
The moment father returned home from a business trip, mother started crying.
彼女はジョークを聞くなり笑い出してしまった。
As soon as she heard the joke, she bursted out laughing.
うちの奥さんは毎日起きるなりスマホで電子メールを見ている。
As soon as my wife wakes up, she checks mail on her smartphone.
踊りを止めるなり、彼女が急にキスしてくれたんだ。気持ちいい。
As soon as I stopped dancing, she suddenly kissed me. I feel great.
実家のお母さんからの電報が来るなり、山田さんは青ざめた。
As soon as the telegram from his mother came, Yamada became pale.
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